奨学金制度「シュワイツェル育英資金」
1 制度の概要
この制度は、広島学院が、本校に在学する生徒のうちで、経済的理由により学費支弁が困難になった者に対し、育英資金を給付することにより、修学の途を開くものです。
2 制度成立の経緯
この制度は、昭和59年10月に当時の広島学院翠江会会長らの発意により、在校生の保護者や卒業生並びに卒業生の父母の方々のご賛同とご協力を得て、新たに発足したものです。以前にも広島学院には、設立母体イエズス会からの資金援助で広島学院育英会(昭和43年10月制定)という奨学金制度がありましたが、当時の社会情勢や諸般の状況から、この制度の見直しの声があがっていました。昭和59年6月に初代校長フーベルト・シュワイツェル先生がお亡くなりになられたのを機に、広島学院創立者でもある先生のご遺志を記念するものを創設してはとの機運が高まり、奨学金制度の話が持ち上がりました。その名称も「シュワイツェル育英資金」と改められ、学内奨学金制度が再発足することになったものです。
3 制度の維持・運営
この制度は「学校は教育共同体であり、人々に奉仕する人材を育成する。」という、広島学院の教育理念に基づいて運営されています。したがって、その資金は、在校生の保護者や卒業生、教職員らの資金援助によって賄われており、また運営もそれぞれの代表者の合議によって行われています。
4 その他
広島県の授業料等減免・軽減制度などもあります。
手続き等の詳細は、事前に本校会計室にお問い合わせください。